大切なペットの脱走! 心配ですが見つかると信じて、あわてずに対処していきましょう。
脱走や行方不明の理由
ペットの脱走理由は大きく分けて2つ。一つは飼い主の愛情試しの家出。もう一つは何かに夢中になって追いかけて行くケース。
何かを追っていた形跡もなく、突然怒りだして家出した場合はほぼ愛情試しです。その場合は近所で潜んでいることが多いので、2~3日で様子を見て帰ってくるでしょう。
何かに夢中になり追って行った場合は、帰り道に迷っている場合があります。その場合は帰宅まで最長1ヶ月程度かかるかもしれません。
迷子犬の防御策
万が一の時のため首輪に飼い主の携帯連絡先を書いた迷子札をつけておくのが最善です。
また、室内飼いは外で迷惑をかけることや、交通事故・愉快犯の虐待などの危険に遭わないための防御策になります。 小型ペットなら家の中での運動量でも充分ですよ。
そして、愛情不足を感じさせないために、時間がある時はなるべく構ってあげましょう。
実際にペットがいなくなったら?
1: 家の近所を探す
愛情試しの家出の場合は、自分を探しているかどうか近辺で見ていることもありますので、愛情を実感すると帰ってくる場合があります。何かを追いかけて出て行った場合は少し遠方まで行った可能性もありますが、範囲はそれほど広くないでしょう。できるだけ早く捜索を開始しましょう。
まず、いなくなった場所から行きそうな方向に進みながら探します。
その後、そのまわりに範囲を広げて探してみてください。
ペットの名前を呼びながら、道路や小さい脇道、公園、家や建物の間なども声をかけながら探してみます。
また、その際に散歩をしている人や近所の人などに、迷子の犬を探していることを伝えておくと、有力な目撃情報が聞けたり、クチコミで情報が集まったりします。
2:警察へ連絡
迷子犬の目撃・収容、保護の情報がよせられることがあるので、遺失物届を出します。
届けるもの
・迷子の犬・猫:種類、性別、外見やなどの特徴
・いなくなった時の状況:日時、場所
・飼い主の氏名、住所、連絡先
・できれば、写真を一緒に提出しておくといいでしょう。
通常は、警察から一括して保健所、動物保護センター、近隣の警察署にまとめて連絡してくださいます。もし外部連絡してくれない場合は、上記へ自分で連絡しましょう。
警察からは捜索番号が振り当てられます。問い合わせや連絡の際にはこの番号を伝えるとスムーズです。
3:玄関に普段使いの物を置く
爪とぎや掃除した砂箱などを玄関の外に置いておきましょう。自分の匂いがついた物があると戻る家を見つけやすくなります。
4:近所の人に声を掛けておく
近所の人の情報や保護で見つかることも多いので、ペットの特徴や脱出時の状況などを話しておきましょう。
5:その他の迷子情報を出しておく
インターネットのペット迷子掲示板に情報掲載したり、自宅、行きつけの動物病院、近所のスーパーや商店など協力してくれそうな所にポスターを貼ったりするのも効果的です。
6:ペット探偵に依頼
高額なので最終手段ですが。ただし不審な業者もいますので一社だけではなく数社を調べておきましょう。ワラをもつかむ思いにつけこむ業者もありますので、料金・実績・所在などが明瞭かどうかの下調べは大切です。
7:見つかった時は
届け出をした所には、面倒ですが、必ず全てに連絡しましょう。
怠れば不要な手間や迷惑をかけてしまいます。ルーズな対応をすると、同じようなことがまた起きた場合に届けづらくなりますよ。
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