犬の姿が見えないと思ったらまず勘違いの可能性を考えます。家族や同居人と話し合い、犬を最後に目撃したのは誰か、そして最後にいた場所はどこかを特定しましょう。家の中でいなくなった場合、ひょっとするとベッドの下や洗濯機のドラムの中に隠れているかもしれません。犬の体が入りそうな場所を徹底的にひっくり返して探します。庭がある一戸建て住宅の場合は庭の中もくまなく探しましょう。
もし犬が家の敷地内で見つからず、迷子になった可能性が高いとわかった場合は、取り急ぎ以下のような行動を起こします。早ければ15分程度で終わるはずです。運が良ければすでに犬が見つかって保護されているかもしれません。
保健所に連絡する
犬や猫を飼ったことの無い一般人が保護した場合、「野良犬や野良猫→保健所」という思考パターンをもっていることがほとんどです。保護された迷子犬が動物愛護センターや保健所に送られている可能性がありますので、管轄(かんかつ)の施設に連絡を入れましょう。都道府県に配置されている保健所に関しては厚生労働省が管轄区域別の一覧を公開していますので保健所管轄区域案内をご参照ください。
最近ではネット上で迷子情報を提供している自治体も多いですが、多少のタイムラグがあるようですので、最新情報を仕入れたい場合は直接電話で確認します。たとえば東京都動物愛護センターが収容動物データベースという形で提供している迷子情報はこのような感じです(リンク先参照)。
ネットで情報収集する
IT技術の進歩により、近年は迷子犬の情報をほぼリアルタイムで確認することができるようになりました。「迷子犬 掲示板」などで検索をかけ、お住まいの地域に迷子犬情報の掲載依頼を出してみましょう。また犬がいなくなった場所を管轄する保健所や動物愛護センターのホームページも併せてチェックします。全国の動物愛護センターに関しては公共機関の里親募集案内で一覧リスト化していますのでご利用ください。
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