愛猫と毎日楽しく暮らしていたけれど、様々な理由から猫ちゃんを逃がしてしまった、迷子にしてしまった飼い主さんがこちらのページを見ているかと思います。
「うちの子が帰ってこない!」
「うっかり外に出してしまった!」
まずは慌てず、出来るだけ早く行動しましょう。ネガティブな気持ちや焦りは禁物です。
落ち着いて、1人で抱え込まずに「必ず見つかる!」という強い意志をもって行動してくださいね。
焦った時ほど悪い方向に考えたり、視野が狭くなってしまい、とりあえず外に駆け出す…なんてこともあるかもしれません。確かにすぐ行動に移した方が見つかる確率も高くなりますが、慌てたままでは何もできずに途方に暮れて終わる可能性もあります。
何も準備をしないまま飛び出して猫ちゃんを追いかけた結果、逆に遠くに追いやってしまったり、素手で捕まえて暴れられてまた逃がしてしまった…なんて悪循環に繋がる可能性もあります。
まずは深呼吸をして落ち着きましょう。
保護をするにも必要な持ち物もあります。「すぐに帰ってくるかも」ぐらいの気持ちで、慌てず探すようにしましょう。
「まぁ明日帰ってくるだろう」ぐらいの心の余裕は欲しいですが、そこで探す事をあまりにも先延ばしにしてしまうと、
見つかる確率を自分で下げてしまう
ことになりかねません。完全室内の猫はしばらく近くで身を潜めているとは言いますが、外に興味がある猫や、人懐っこい猫であれば遠くに行ってしまう可能性もあります。去勢や避妊をする直前に逃げてしまった場合は縄張り争いで他の猫とケンカをしてケガをしたり、妊娠して帰ってくることもあるでしょうし、何かしらの病気をもらってしまう可能性もあります。
また、最悪帰ってくる途中で事故に遭ってしまい、そのまま亡くなってしまうケースもあるのです。
「迷子になってしまった愛猫を探す」というのは体力的にも精神的にも追い込まれやすいものです。飼い主であるあなただからこそ思いつく場所があるかもしれませんが、1人だけでは体力的にも精神的にも辛くなってしまうのではないでしょうか。
確かにあなた一人で行動しないといけない部分はあるかもしれませんが、一人で抱え込む必要はありません。
猫好きの友達や身内がいるのであればその人に相談をしてみたり、TwitterやfacebookなどのSNS、ネットの迷い猫の掲示板などで助けを求めたり、不安を打ち明けてみてください。
警察であればパトロール中に気にかけてくれたり、チラシを見た人が似たような猫を見た時に連絡をくれるかもしれません。友達や身内であれば一緒に探してくれるかもしれませんし、SNSやネットでは迷い猫の情報を拡散をしたりアドバイスをくれたりするかも知れません。
沢山の人の力を借りましょう。
とても大切な猫ちゃんなのですから、出来る限りのことをして、なるべく早くお家に戻ってこれるよう行動してくださいね。
数日だけ見つからなかったからと言って、あきらめないでください。室内で飼われていた子でも、本能は残っています。ほんの数日だけ迷子にしてしまった猫でも、野性的になっていた…なんて話もあります。
猫ちゃんはしっかり生きようとしています。野性化しているのも、生きようとした結果なのだと思います。
今もどこかで身をひそめながら、必死に生き抜こうと頑張っているハズなので、あきらめずに愛猫が帰ってきたら何を食べさせよう、何して遊ぼう…など楽しいことを考えましょう。
すぐに見つかるパターンもあれば、驚いた拍子に遠くに行ってしまって帰り道が分からなくなり、そこからゆっくり戻ってくるパターンもあります。半年後や数年後に見つかった、なんて話もあるのです。
見つかった方は「必ず見つかる、必ず帰ってくる!」という強い意志を持ちながら探しています。
情報を得ても似ていただけであったり、どんなに探しても何の手がかりもなく疲れてしまったり、あきらめようかと考えてしまうかもしれません。ですが、どうか大好きな猫ちゃんと再び暮らせることを考えながら、あきらめずに頑張ってください。
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