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愛鳥が迷子になってしまったら?

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鳥を逃がしてしまうこと、迷子にさせてしまうことを俗に「ロスト」するといいます。セキセイインコ、文鳥、カナリアといった小鳥は、アミメニシキヘビのように飼育するために許可が必要な動物ではありません。また人に危害を加える可能性は非常に低く、逃げ出したとしてもニュースになることもありません。しかしご存じの通り、彼らは空を自由に飛べる生き物です。そのためどれだけ大切にしていても、どれだけ注意していても、愛鳥をうっかり逃がしてしまった…ということは誰にでも起こりうることです。

この記事では大切な愛鳥をロストしてしまった時に少しでも落ち着いて行動できるように、またロストしてしまう可能性を1%でも低くするために、愛鳥家の皆様に知っておいて欲しいことを解説していきます。

愛鳥を逃がしてしまった(ロストした)場合にすること

人に飼われていた鳥は野鳥と違い、それほど遠くに飛んでいくことはない(できない)といわれています。しかし時間がたてばたつほど少しずつ遠くへ飛んでいってしまい、より迷子になってしまう可能性があります。そのため愛鳥をロストしてしまったことに気づいたら、すぐに動き出しましょう。

以下に愛鳥をロストしてしまった時にすること、できることを5つに分けて説明します。

1.名前を呼びながら周辺探す

まずは愛鳥の名前を呼びながら、家の近所を探してみましょう。

よく慣れている個体であれば特に、飼い主の声や音に反応して姿を見せたり、鳴き返したりしてくれるかもしれません。愛鳥が好きな音や同じ種類の鳥の鳴き声(特に呼び鳴き)があれば、名前を呼びながらそれらの音を流しても良いでしょう。

2.おもちゃやケージを目立つ場所に置く

次に自宅の敷地内に、愛鳥が使っているケージやおもちゃを置いてみましょう。

まだ遠くに行っていなければ見慣れたケージやおもちゃを目印にして、自宅に戻ってきてくれる可能性があります。

3.警察署や保健所に連絡する

1と2の方法でも愛鳥の手がかりが全くつかめない場合は、鳥がいなくなってしまった場所の近くにある警察署や交番、保健所や動物愛護センターなどに連絡しましょう。

もしかしたら親切な方が鳥を保護し、それらの施設に届けてくれているかもしれません。また警察署もしくは交番で遺失物届を出しておけば、後日似た鳥が保護された時に連絡を受けることもできます。

4.近所にポスターを張る

次に鳥の写真や名前、特徴、飼い主の連絡先を入れたポスターを作成し、動物病院やペットショップ、スーパーやコンビニなどのなるべく人目に付く場所に貼らせてもらいましょう。

ただし電柱や街頭などに勝手にポスターを貼ると条例違反となり、罰金などを課せられる可能性があるので注意しましょう。また個人情報を記載することになるため、貼った場所をメモしておいて愛鳥が見つかった後は確実に回収することをおすすめします。

5.SNSで呼びかける

TwitterやInstagram、FacebookなどのSNSを活用するのも、非常に良い方法です。

「#迷子鳥」や「#迷子インコ」などのハッシュタグを使用し、愛鳥の名前や特徴、ロストした場所を投稿すると愛鳥家の方たちが情報を拡散してくれたり、迷子の捜索に役立つ有益な情報を教えてくれたりすることがあります。

インターネット上には鳥の迷子掲示板や保護掲示板があるため、SNSと併用するとなお良いでしょう。

ロストを防ぐためにできること

ここまでは愛鳥をロストしてしまった時に、できることを説明してきました。

しかしそもそも大切な愛鳥が危険な目に合わないよう、ロストすること自体を避けたいものですよね。では愛鳥のロストを防ぐためには、どんなことができるのでしょうか?

以下に愛鳥のロストを防ぐためにできることを、2つ紹介します。

1.放鳥時は戸締りと情報共有でロストを防ぐ

鳥をケージから出し、部屋の中を自由に運動させることを「放鳥」(ほうちょう)といいます。

放鳥は鳥にとって運動やストレス発散になり、飼い主とのコミュニケーションの時間にもなる大切な時間です。しかし放鳥には愛鳥をロストしてしまう可能性がある、というデメリットもあります。放鳥中に急な来客があったり宅配便が届いたりして、玄関を開けた瞬間に愛鳥が逃げてしまった…という話は珍しいことではありません。

放鳥をする際はロストを防ぐため、必ずドアや窓が閉まっていることを確認してください。また同居している人にも放鳥中であることを伝え、急にドアや窓を開けないように注意を促してください。なおセキセイインコは意外と力が強く、網戸を破ったり穴を開けたりして脱走することもあります。そのため網戸の強度を確認する、ペット用の頑丈な網戸を使うなどの工夫をすることも大切です。

また放鳥中はロストだけでなく異物を飲み込んでしまったり、何かにはさまってしまったりしてケガをする、最悪の場合命を落とすといった事故が起こる可能性もあります。ロストやケガを防ぐためにも、放鳥中は決して愛鳥から目を離さないようにしてください。

2.日光浴中は目を離さないことでロストを防ぐ

大切な愛鳥に健康的に過ごしてもらうためには、適度なsg日光浴が欠かせません。しかし日光浴中に愛鳥をロストしてしまった、という事例も少なくないことをご存じでしょうか。

日光浴中のロスト事例としては、網戸越しに日光浴をさせていたら野良猫が網戸を突き破って室内に入ってきた、ベランダや庭などにケージを出して日光浴をさせていたらカラスや野良猫に襲われた、ケージが倒れて開いてしまった…といったものがあります。

どの事例も基本的には、愛鳥から目を離さなければ防げるものです。日光浴をさせる時はケージの側にいること、愛鳥から目を離さないことを常に心掛けてください。

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